保険料に差が出る車両保険は必要?不要?加入するかどうかを決めるポイント

保険料に差が出る車両保険は必要?不要?加入するかどうかを決めるポイント

マイカーが事故で被害を受けた場合に、修理代を補償してくれる車両保険。賠償責任を補う対人賠償保険や対物賠償保険とは違い、完全に自分のための自動車保険です。

車両保険は付帯するかどうかを選択することができます。補償をとるか保険料をとるか。車両保険を付帯しないほうが良いケースも多々あるので、付帯するかどうかのポイントをご紹介します。

車両保険の付帯率は新車のほうが高い

損害保険各社のWEBサイトを見ると、ソニー損保やアクサダイレクトでは約50%強が車両保険を付帯しています。

アクサダイレクトの上記ページでは、さらに内訳を見ることができます。「車齢から見る車両保険の付帯率」を見ると、1年未満のほぼ新車と思われる車齢の場合は付帯率が約80%、3年未満までは7割以上の人が車両保険を付帯しているようです。

車両保険の付帯率は新車のほうが高いです。なぜなのかは、車両保険の保険金の算出方法を考えるとわかります

保険金の算出には車両価値が関係する

車両保険の保険金の算出に、車両価値が関係します

被保険者が被る可能性のある最大の損害を金銭的に評価した金額である保険価額。車両保険では全額補償されるのではなく、保険価額を限度に補償されます。

この保険価額が車両価値のことで、損害を受けた自動車と同一車種で年式や走行距離などが同程度の車両が中古車市場での販売額になります。

つまり、車両の経過年数が長ければ長いほど、車両価値は減ってしまうのです。

車両保険を使うとノンフリート等級がダウンする

車両保険に加入するひとつの基準が車両価値。もうひとつ考えなければいけないことがあります。それは車両保険を使うとノンフリート等級がダウンするということです。

ノンフリート等級によって保険料の割増・割引率が異なり、保険料全体に影響します。災害や盗難、いたずらなどは1等級ダウンで、車対車の事故や自損事故は3等級ダウンになります。

つまり、車両保険を使って修理費用の全部もしくは一部の補償を受けたことで、次回契約時の保険料が割増になってしまうのです。

実際、車両保険を付帯しているのに、事故で使わずに自己負担で修理する人もいるようです。

車両保険は必要か?不要か?

せっかく加入しているのに、使うかどうか迷うぐらいなら、そもそも車両保険は不要なんじゃないかと思うのではないでしょうか。

ただ、結局のところ、必要か不要かの判断は、乗っている車によります

新車の場合は車両価値が高く限度額が高いので、加入しておいたほうが良いでしょう。特に、ローンで購入した人は、事故でローンの返済に加えて、修理費用がかかるのはつらいですから。

等級ダウンを気にするかもしれません。でも、修理費用が少額だった場合は車両保険を使わずに自己負担で修理する。高額な修理費のときだけ保険を使うという選択ができるので、付帯したほうが良いと思います。

一方で、型式が古かったり、走行距離が長かったりする中古車の場合は、保険料のほうが高くなることが多いです。車両保険に加入する必要はないと思いますが、中古車情報サイトや雑誌で車両価格の相場を確認して検討してください。

車両保険は必ず加入する必要はありません。そのため、きちんと必要か不要かを見直すと保険料を引き下げることができます。新車購入時に加入して継続している人なんかは、もう必要ないかもしれないので、一度確認すると良いでしょう。

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