安全運転で保険料が安くなる!テレマティクス保険とは

安全運転で保険料が安くなる!テレマティクス保険とは

運転データを収集して保険料に反映させるテレマティクス保険の導入が、損保各社で増えているそうです。

欧米では急速に普及が進んでいるテレマティクス保険、日本国内でも普及するのでしょうか。

テレマティクスとは

そもそもテレマティクスとは何なのでしょうか?

Wikipediaでは以下のように説明しています。

テレマティクス (Telematics) とは、テレコミュニケーション(Telecommunication=通信)とインフォマティクス(Informatics=情報工学)から作られた造語で、移動体に携帯電話などの移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称。一般的には、自動車、輸送車両などへのサービス提供に対して使用される。

カーナビと連携させたり、専用機器を設置することで、運転データを収集したり、運転している地域の天気予報などの情報を配信するというものです。他に、盗難にあった場合に追跡したりなんかもできますね。

テレマティクス保険とは

テレマティクス保険は、運転データを取得して保険料に反映する保険です。

専用機器で走行距離やブレーキの回数やかけ方、アクセルの踏み方を収集します。収集したデータをもとに事故リスクを分析して保険料を設定します。

走行距離に応じて保険料が変わる走行距離連動型もテレマティクス保険ですが、最近導入されているのは走行距離ではなく運転内容に応じて保険料が変わる運転行動連動型のテレマティクス保険です。これは走行距離ではなく、運転内容に応じて保険料が変わるという内容になっています。

日本国内では、ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」、あいおいニッセイ同和損保の「つながる自動車保険」が2015年にスタートしました。法人向けでは、損保ジャパン日本興亜が「スマイリングロード」を提供しています。

基本的には安全運転をすれば保険料が割り引かれるという保険内容ですが、メリットもありますがデメリットもあるようです。

安全運転で保険料が安くなるが……

安全運転で保険料が安くなるのがメリット。また、この仕組みで安全運転を心がけるドライバーが増えるというのも社会全体で見ればメリットかもしれません。でも、加入者からするとメリットばかりではありません

例えば、ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」。加入者に小型計測器を無料で提供し、運転データを計測します。そのデータをもとに運転内容を点数化。90点以上で保険料の20%、80~89点で保険料の15%……といった形でキャッシュバックされます。

でも、ベースの保険料は通常の自動車保険よりも高くなります。ソニー損保の場合は、70点未満では普通のタイプの保険よりもキャッシュバックを加味しても保険料は高くなってしまいます。

計測上、安全運転だと認識されなければ、保険料は高くなってしまう。これはデメリットかもしれません。様々な運転データを取得されるということでプライバシーを気にされる方にとっては、仕組みそのものがデメリットと言えるでしょう。

まとめ

日頃から安全運転を心がけているドライバーにとっては、その運転内容が保険料に反映されるという点で良い自動車保険です。

また、これまであまり気にしていなかった人が安全運転を心がけるようになることも良いことだと思います。

一方で、プライバシーの問題があります。優良ドライバーがみなテレマティクス保険を契約するようになると、通常の自動車保険の保険料が値上げされる可能性もあります。契約者全体における優良ドライバーの割合が減り、事故リスクが高くなるという見方ができますから。

テレマティクス保険、優良ドライバーにとってはメリットがありますが、日本国内で普及していくのでしょうか。

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