人に対しての賠償責任を補償する「対人賠償保険」

任意の自動車保険で必ず入っているのが対物賠償保険と対人賠償保険。対人賠償保険は、文字どおり人に対しての賠償責任を補償する保険になります。

自賠責保険も対人賠償です。対人賠償保険に加入している場合は、どちらか一方ではなく、自賠責保険で支払えなかった部分を対人賠償保険がカバーして支払います。

補償範囲は、事故の相手方。記名被保険者は補償対象にはなりません。さらに、「配偶者、子ども、親」「記名被保険者の使用人」「被保険自動車の運転者と配偶者、子ども、親」が事故の相手方となった場合も補償対象とならず、保険金が支払われません

過去の判例

過去の判例で言えば、対物事故よりも対人事故の認定総損害額のほうが高額になっています。

対物事故の最高額は高額な積み荷を喪失した事故の2億6135万円。一方、対人事故の最高額は20代男性が後遺障害の被害を受けた事故の3億8281万円。対人事故は他にも3億を超す認定総損害額の事故がいくつもあります。

死亡事故はもちろんのこと、障害を残してしまった場合も、相手の人生を狂わせることになるので、長期に渡る賠償責任が生じるということなのです。事故にあわなければ、むこう何十年と働き続けることができたわけですからね。

このように、過去の判例を見るかぎりでは、過失割合が10対0ではなくても、保険に加入していなければ支払いができる賠償額ではありません。

対人賠償は「無制限」を選ぶ

では、対人賠償保険は加入しておけば問題ないのか?というと、そうではありません。

支払限度額が3000万円とか5000万円に設定していると、上記のような例では保険金でまかないきれません。自動車保険でカバーできなかった部分を自分で支払うということも現実的には難しいでしょう。

ですから、対人賠償保険の支払限度額は「無制限」を選ぶべきです。

保険に加入している安心感を得られれば良いやではなく、万が一の場合に備えて、保険できちんとカバーできるようにしておきましょう。

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